外科系188体育センター 泌尿器科

188体育科紹介

泌尿器科 佐々木188体育科長
佐々木 春明
 超高齢化社会を迎え、人生100年時代になり、泌尿器科で扱う疾患は急激に増加しており多岐にわたっています。
 泌尿器科が扱う臓器は、副腎、腎臓、腎盂?尿管、膀胱、尿道、前立腺、精巣、陰茎をあつかいます。これら各臓器の疾患(がんや結石、良性腫瘍など)に対する手術を行うと同時に、これら臓器の炎症(腎盂腎炎、膀胱炎など)に対する内科的治療も行います。また、各臓器の癌に対する抗癌剤治療などの内科的治療と手術療法を組み合わせて集学的治療を行います。このように外科的治療から内科的治療まで幅広く担当しています。
 医局の目標は、①低侵襲手術を含めた188体育の充実(ダ?ヴィンチ手術、腹腔鏡手術など)、②難治症例に対する集学的治療、③泌尿器科専門医の育成、④医療安全、⑤地域連携の強化です。
 現在の188体育体制は泌尿器科常勤医は10名で、兼任講師が8名です。
 泌尿器科指導医?専門医が4名、専門医が5名です。
質の高い医療を目指して指導医がスタッフの188体育をサポートします。また、患者さんのニーズを考慮した治療法を検討し、医師全員が主治医?担当医としてカンファレンスを行い最適な治療を選択できるようにしています。手術療法では腹腔鏡による手術やダ?ヴィンチによるロボット手術を導入して、患者さんの負担が少ない治療を行っています。
また、同時に医療安全にも積極的に取り組んでいます。医療安全はコミュニケーションエラーが多いことがわかっているため、スタッフ間での情報共有を最優先にしています。
 昭和医科大学藤が丘病院では手術治療が主体となるため、外来での通院治療を近隣の泌尿器科医師にお願いすることがあります。これは2人主治医制をとっているためで、普段の通院は自宅近くの泌尿器科で行い、入院が必要になる手術や処置を当院で行うことです。この地域連携により、患者さんは188体育の待ち時間が少なくなり、当院の医師と近隣の泌尿器科医師とは3か月毎に定例のカンファレンスを行っている他に、不定期での会合があります。そのため、患者さんの情報は顕密に共有されているのでご安心ください。このように昭和医科大学藤が丘病院泌尿器科では地域の泌尿器科医師との連携により患者さんの満足度の高い医療を提供しています。
 おしっこのこと(出にくい、回数が多い、血尿がでるなど)、健康診断で異常を指摘された、泌尿器科の癌が心配など、気軽に相談してください。

188体育概要

外来188体育

セカンドオピニオンを含めて泌尿器科一般の疾患に対応します。

男性機能障害(性機能障害、更年期障害)については、その診断や治療に関して、他の医療機関からの紹介も多く、この分野における中心的な役割を担っております。
排尿障害や尿失禁については内服治療が中心となります。患者さまと治療法を相談して手術の適否を決定いたします。
健康診断で異常を指摘された項目(血尿やPSA高値など)については、可能な限り早期に結論が得られるように検査を行います。
近隣から紹介いただきました場合には、紹介元の先生に対して頻回に病状の御報告を行いますので、患者さんご本人が報告することは不要です。ご安心ください。
外来188体育は曜日によって担当医が異なりますので外来担当表および188体育担当医紹介をご参照ください。ただし、個々の症例につきまして必要に応じて泌尿器科医全員で検討を行いますので曜日による188体育の相違はございません。

入院188体育

入院患者の回診は、毎朝および毎夕に行われ、軽微な病状の変化を見逃さないようにしています。また、主治医制をとっておりますが、全員が主治医グループとして全ての患者さんに対して診断?治療を行っています。毎朝のブリーフィングおよび毎夕のデブリーフィングを行うことで医員全員が主治医として188体育を行っています。医師の全員が患者さんの状態を正確に把握することは医療事故を防ぐ最も大切なことであると考えております。入院中の不安や治療?手術への不安を最小にできるよう主治医グループおよびスタッフが一丸となって治療に取り組んでいますので、安心して入院してください。

手術を目的とする場合、抗癌剤治療を目的とする場合、安静加療を目的とする場合、入院が必要な検査を行う場合が主となります。
近年増加している泌尿器科癌(腎臓癌、腎盂?尿管癌、膀胱癌、前立腺癌、精巣癌、陰茎癌など)に対しては、自己血を貯血して手術を行います。これにより同種血輸血を行うことなく手術が行われます。手術方法は、開腹手術の他に低侵襲といわれている鏡視下手術(腹腔鏡手術など)も行います。手術部位や病変の部位などにより適応が異なりますので担当医と